この同好会の目的としては、日常に根差す武術、というところであると申しました。
日常の中での事も考察し、心意をやる、という感じです。
切り分けて技がこう、だけではありません。
その点は前にも挙げたし、同好会にてもちょくちょくやりたいと思っています。
当然武術なので技をやるのですが、たくさんはやりません。
たくさん技を知ってる、と語る輩は大勢いますが、知ってるだけで使えるかどうかなんてわかりませんし、出なかったら終わりです。
技はシンプル、かつ少なく。
だけども、それだけやってればいいわけではない。
半歩崩拳あまねく天下を打つ、なんて事を昔のある内家拳術家がいっています。これは崩拳をやっていれば、天下全てに轟く程のものなる!という意味…ではありません。
それだけやれば戦えると思うとお間違いの大火傷です。
大きく学んで、小さくまとめる、というようなものです。
実際ほかの教育や勉強などもそうだと思います。
これが使える使えないなどは、やる本人が選ぶので、これだけやってればいい、とかいうのはありません。
でも、やっぱり最初は身体をつくります。技より前に理解と身体の動きを知ることです。
また、男女を問いません。ガリガリだからとか、背が低いとか、女だから、とかありません。
身体は人間ですので、五体があって、意思があれば男女だろうが関係ありません。
女だから、力がないとかは関係ありません。同じ人間です、何も違いませんし、動ければそれでいいです。そこにほんの少しの興味があるだけでも構いません。
男に比べると力は劣るかもしれません。でも劣らないかもしれませんが、だからなんなんでしょうか?
がっぷり四つで力比べをするつもりでしょうか、とかく女だと力が弱いとか、か弱いとかいう表現がやたら多いように思います。
力の弱い女性でもできる◯◯…とか。男でも十分力の弱い人もいます。
武術としては、力の強い弱い関係ありません。
力を抜いて出すので、強弱とは観念が違います。
先に挙げた間合いの話も見てもらうとわかるかと思います。
そもそもそこからが違うので、出発点が違うわけです。
物をもてば、単純に攻撃力も上がります。傘なんかは最高です。女性は傘を日頃から持ち易い特性もあります。扱い方を知らないだけで、知れば有事の際もなんとかなるかもしれません。
なので、男女関係ありません。
無理とか、出来ない、で終わらせたらそこで終わりです。
男はできて女にできない、なんてアホな事はありません。
続けてやろっかな〜と思う本人の意思です。
当然敵としてみなす輩がいれば、逃げる為にどうするか、最終的には覚悟をきめてやる事もあるでしょう。
そんな時に男女がどうとか関係あるでしょうか。まぁ、どうでもいいですが。
じゃあ逃げましょうとなったら、逃げるにはどうゆう方法で逃げるのか、やるとなったらどこまでやるのか、周りは、法的には大丈夫か?
が大事です。
そこらを武術でやる、もしくは武術的にという事です。
ということで、一緒に練習しませんか?
xinyi.kokoro.omoi@gmail.com