武術同好会in千葉同好会のブログ

中国武術である戴氏心意拳を練習してます。同好会と冠するに、目的は今は人集めです。師は愛媛にいます。連絡先はxinyi.kokoro.omoi@gmail.comです。

表現

よく見る『最強の…』とか『超絶技巧の…』とか『爆発…破壊的な…』あとは、『短時間ですぐに強くなる』とか、よく表現であると思います。

人の目を惹くための表現方法なので、手法としてはありがちなことです。テレビでもよく見ますし。

史上最強の天才◯◯少年現る!みたいな。


はっきりいって誇大広告です。

史上最強なんてことは、この有史以来で最もという事でしょう?

そんな人がゴロゴロといるのはおかしいと思いませんか?どのテレビでも、どの雑誌でもそういった誇大的な表現が多いです。

人の目を惹くためですから、別にいいし、目的は金が入ればそれでいいのですから、いいのですが。


誇大広告を鵜呑みにすると、本質が見えません。盲目です。

何を根拠に言っているのでしょう?

ソースは重要です。

短時間で強くなる事ができた。

なぜ?どうゆう過程で?

強くなるとは何を定義として強くなると言う事なのか?

短時間でできるような体系がどのように作られて今の教授形態、教授体系を作りあげたのか?

当の本人は、今まで何をやって、どこにいて、どんな風に教わって…など。

根拠を調べ上げる必要は大いにあります。


短時間で強くなるとか、最強とか、よくよく考えておかしいと思いませんか?

短時間で最強なら、その何かしらに殺到してるし、そうとう有名になってるはずです。この業界はそうそうたくさんはないから、そうゆうところがあればすぐに耳に入るはずです。聞いたことありませんが。

根拠がグラグラならやっても、その表現に負けています。


要するに何かを選ぶときは慎重に、よく元を見て、分析して、判断する必要があと考えます。

至当な判断を行う過程が重要です。それが間違っていたとしても、良い訓練になります。

武術と関係なさそうですが、武術だけをやってるだけだと、武術はできません。

何故なら、武術を使うには社会という大きな背景があるからです。

というか、全てにおいてそうだと思います。

仕事だけやって、家庭を顧みない。主婦は主婦なんだから、家庭をやっとけよ。知った事かバカタレが!

なんて言われると当然主婦側からするとムカつきますよね。

これと似てると思います。結婚しても、仕事で金を入れてればいいわけじゃない。

あたしも、子どもも、家庭にも目を向けてほしいと思うわけです。

それだけやってりゃ理解できるというものではないという事です。武術に限らず。

極端な例ですが、わかりやすいかなと思ってこう表現しました。


あとは、武術系でいうと、『相手を崩す』とか『掴んできた相手に対して…』とかあります。

何度も言ってますが、掴んできた相手とは、どんな状況何でしょうか?

相手を崩すとは、どのように崩すのでしょうか?

掴んでくるとわかっている前提は、どんな所で、どんな状況で、何をしたら崩すような技を使うのでしょうか?

掴ませる前に、なんとかできなかったのでしょうか?明らかにわかっているのは、ものすごい受け身な状態かつ状況だと言うことです。


考察すべきところはたくさんあると思います。

動いてもないのに、触れただけで吹っ飛んでいる人もいます。

掛けられた人が勢いよく、飛んで受け身をとっているようにも見えますが、どうゆう事なんでしょうか?

例えば『練られた気でを送り、飛ばしたのだ』と言ったとしましょう。

説明になっていません。どこでどうゆうふうに送って、気がどうゆう作用で、吹っ飛ばすのかというところをすっ飛ばすと、わけわかりません。

答えられないなら、知らないという事でしょう。知らない事は知らないと素直に言える気持ちが大事です。


派手な動きだけを見て、すごい…!と思うのは自由です。が、その過程をすっ飛ばして、結果だけ見てると、やってみたら実は…なんてこと誰しもが経験あるのではないでしょうか?


本人の意思がとても重要です。


とりあえず朝はこんな感じです。

あー…暑いんだろな今日も…。

頑張りましょうー。


xinyi.kokoro.omoi@gmail.com

特徴

武術の動きははっきりいって地味です。

派手さはありません。というか必要ありません。さらにいうなら派手だと使えません。

派手な動きは予備動作を含みます。そうゆう動きはしません。するとこもあるかもしれませんが、私が行う武術では、ありません。


派手さが欲しいのなら、そちらへどうぞ。


また、特徴として『止まることを是とせず』です。

止まりません、というか止まれません。

動きがきれないというか、移動と攻防を兼ねます。

力を抜いて力を出す、なので止まれません。説明しようがありません。とりあえずこうゆうことです。


声なども出しません。

いやぁぁぁ!とか

だぁぁぁ!とか、やぁぁぁ!とか。

声で動きがバレますし、そもそも力が入っています。威嚇や、奮い立たせるといったような要素があると思いますが、武術ではしません。

どうしても出したいのなら、カラオケなどへどうぞ。


あと、これは割と重要なのですが、ストリートファイトでもなければ、格闘技や武道でもありません。武術は武術です。

リングは存在しませんし、レフェリーも観客もいません。当然ファイトマネーもありません。

礼儀作法や、統制された動きをするわけでもありませんし、路上で殴り合うとかではありません。

とりあえずは、危機的状況を切り抜ける、もしくは回避する術、といったところでしょうか。

ドンパチを起こさない、が、何もしないわけではありません。

ニュアンスで捉えて下さい。

動きながら、その辺も説明したいと思います。


とりあえず一緒に練習しましょう。


xinyi.kokoro.omoi@gmail.com

平和な令和

川崎市の児童19人死傷の事件を拝見された方は多いと思います。

両手に刃渡り30センチの包丁を持った男が児童数十人に包丁を振り回して今回の大惨事に至ったものであります。

引率は2名程ついていたようですが、後方の警戒が手薄というよりがら空きになっており、サイレントで接近し、児童達は状況判断のなすすべなく被害を被る形となっています。


これを見て、日本は平和だと言えるでしょうか?

歴史的観点から見るとかなり平和な時代ですし、法もガチガチで、国のために強制されて戦争に命を捧げるという事もなく、平和と取れるでしょう。


しかしながら、本当に平和なのでしょうか?

前に挙げた内容で、異常者が増えたと書いたような気がしますが、顕著な例だと思います。

動機はまだわかりませんが、抵抗する能力の低い児童に対する攻撃、その時間やその日のその場所に集団で来ると掌握している計画性、どんな理由であろうと、サイコだと言わざるを得ません。文句なしにイカれています。

いるのです日常に、こうゆう輩は。

そういった輩に、はいそうですか、死にます。と手を挙げて降参できますでしょうか?

そうならないためにも、私はこの武術を通して生き抜く為の術を活かしたいと思うのです。

『当武術で』というのが大きなミソであります。


このケースを例として、『用法』なるものが成立するでしょうか?

いくら相手が児童であれど、ほんの数分の出来事です。教頭が10秒目を離した隙にはもう叫び声が挙がっていたと証言しています。


相手は止まりません。その気、その勢いなのですから止まるわけありません。ライブなのです。時間や状況は刻一刻と常に変化をするものです。都合のいい敵はいないのです。そこを理解し、知る事は本当に重要である気がします。


このケースを『例』とさせてもらって、考察するに、そもそも引率2名でのセキュリティはどうだったのか?

児童の集団を部隊として、およそ1コ小隊規模と見立てた場合、どれだけの縦深であるのか、後方までを監視できる位置を把握したうえで監視のセキュリティを切ったのか、そもそも大丈夫だろうという前提意識があったのか?

この前も自動車が突っ込んできて、保育園児が亡くなる痛ましい事件がありましたが、こういった事も、どういう守り方や行動をするかもっと反映し、対策案として練る事が重要だと考えます。

大人である引率者2名が前方、後方におらず、全周の警戒を切った事にも色々と考察すべき事はあるはずです。

確か、教頭は後方は見えない状態だったと証言しています。人員数のカウント、掌握はどうだったのか?

まず、平和である、という前提は必要ありません。

危険はどこでもあるのです。人間はそれを事前にサーチングして回避できる高い知能、知識、知恵を有したが故に、今の世の中で長して君臨しています。

だからこそこのケースに至っては引率する者がその事を理解しておくべきだったのかもしれません。

敵が全ての悪の元凶ではありますが、こちら側も考察をして、対処対応する事が必要だと考えます。

別に良い悪いの話ではありません。

こうも考えられたのではないか、という武術的なところや、今までの知識などを交えての話です。

そもそも、起こった事なので良いも悪いも存在しません。


『そんなの一般人は知らないんだからできるわけないじゃないか!』


それはそうかもしれませんが、『言い訳』です。それ以外に何もありません。

知らない、で終わらせるなら簡単です。

出来ない、とか絶対無理、などはそうやすやすと使っていい言葉じゃないと思います。人命がかかっているなら尚更。


さすがに部隊運用のような動きなどはしませんが、武術にはそういったサーチするような動きもあります。というか、軍隊的なところと似通るところもあります。


刃物に対する方法も存在します。

それが如何に変な動きであろうと、知らずに指をくわえて見るよりも、無力化して命を守れて、かつこちらも死なずに、傷を負わず、なんなら警察に引き渡せるくらいまでいけると最高のエンドステイトです。

ここを目指したいです。目標です。


『何もしない』

は、そういう場でも、生きていても一番何もならない事だと思います。

何もしないより、その辺にある石でもつかんで投げるとか、注意をこちらに引きつけるとかだけでも、アクション出来る事は相当すごい事だと思います。


あとは、優しい日本人ならいないとは思いますが学校側、または個人を必要以上に攻める人。

事件を起こした輩とそんなに変わらないような気がします。

お前が悪い、お前がダメだ、お前が責任とれ…

お前お前という人に人の気持ちが分かるでしょうか?

私的にどうなのかなっておもいますが。

いや、そんな人いるはずはないか…。


という感じでこの辺で。


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xinyi.kokoro.omoi@gmail.com

黄色い声援、熱い想いなどもどんと来いという感じです。