表現
よく見る『最強の…』とか『超絶技巧の…』とか『爆発…破壊的な…』あとは、『短時間ですぐに強くなる』とか、よく表現であると思います。
人の目を惹くための表現方法なので、手法としてはありがちなことです。テレビでもよく見ますし。
史上最強の天才◯◯少年現る!みたいな。
はっきりいって誇大広告です。
史上最強なんてことは、この有史以来で最もという事でしょう?
そんな人がゴロゴロといるのはおかしいと思いませんか?どのテレビでも、どの雑誌でもそういった誇大的な表現が多いです。
人の目を惹くためですから、別にいいし、目的は金が入ればそれでいいのですから、いいのですが。
誇大広告を鵜呑みにすると、本質が見えません。盲目です。
何を根拠に言っているのでしょう?
ソースは重要です。
短時間で強くなる事ができた。
なぜ?どうゆう過程で?
強くなるとは何を定義として強くなると言う事なのか?
短時間でできるような体系がどのように作られて今の教授形態、教授体系を作りあげたのか?
当の本人は、今まで何をやって、どこにいて、どんな風に教わって…など。
根拠を調べ上げる必要は大いにあります。
短時間で強くなるとか、最強とか、よくよく考えておかしいと思いませんか?
短時間で最強なら、その何かしらに殺到してるし、そうとう有名になってるはずです。この業界はそうそうたくさんはないから、そうゆうところがあればすぐに耳に入るはずです。聞いたことありませんが。
根拠がグラグラならやっても、その表現に負けています。
要するに何かを選ぶときは慎重に、よく元を見て、分析して、判断する必要があと考えます。
至当な判断を行う過程が重要です。それが間違っていたとしても、良い訓練になります。
武術と関係なさそうですが、武術だけをやってるだけだと、武術はできません。
何故なら、武術を使うには社会という大きな背景があるからです。
というか、全てにおいてそうだと思います。
仕事だけやって、家庭を顧みない。主婦は主婦なんだから、家庭をやっとけよ。知った事かバカタレが!
なんて言われると当然主婦側からするとムカつきますよね。
これと似てると思います。結婚しても、仕事で金を入れてればいいわけじゃない。
あたしも、子どもも、家庭にも目を向けてほしいと思うわけです。
それだけやってりゃ理解できるというものではないという事です。武術に限らず。
極端な例ですが、わかりやすいかなと思ってこう表現しました。
あとは、武術系でいうと、『相手を崩す』とか『掴んできた相手に対して…』とかあります。
何度も言ってますが、掴んできた相手とは、どんな状況何でしょうか?
相手を崩すとは、どのように崩すのでしょうか?
掴んでくるとわかっている前提は、どんな所で、どんな状況で、何をしたら崩すような技を使うのでしょうか?
掴ませる前に、なんとかできなかったのでしょうか?明らかにわかっているのは、ものすごい受け身な状態かつ状況だと言うことです。
考察すべきところはたくさんあると思います。
動いてもないのに、触れただけで吹っ飛んでいる人もいます。
掛けられた人が勢いよく、飛んで受け身をとっているようにも見えますが、どうゆう事なんでしょうか?
例えば『練られた気でを送り、飛ばしたのだ』と言ったとしましょう。
説明になっていません。どこでどうゆうふうに送って、気がどうゆう作用で、吹っ飛ばすのかというところをすっ飛ばすと、わけわかりません。
答えられないなら、知らないという事でしょう。知らない事は知らないと素直に言える気持ちが大事です。
派手な動きだけを見て、すごい…!と思うのは自由です。が、その過程をすっ飛ばして、結果だけ見てると、やってみたら実は…なんてこと誰しもが経験あるのではないでしょうか?
本人の意思がとても重要です。
とりあえず朝はこんな感じです。
あー…暑いんだろな今日も…。
頑張りましょうー。
xinyi.kokoro.omoi@gmail.com