武術同好会in千葉同好会のブログ

中国武術である戴氏心意拳を練習してます。同好会と冠するに、目的は今は人集めです。師は愛媛にいます。連絡先はxinyi.kokoro.omoi@gmail.comです。

サバイブ

テレビを見てみると放火殺人に反社会勢力と芸人と吉本の騒動、その影にジャニー喜多川氏がついに仏になり、あの世へスカウトしに行ったという話題でいっぱいです。あと選挙も。

選挙なんてめんどくさいと思う方は、是非国に頼らず、一人で生きてください。


しかし、放火殺人は確実に犯人はいかれてます。逃げ遅れて死亡した方もいるんでしょうけども、焼き殺すというのは最も残酷な殺し方の一つです。拷問でも見た事ある方はあると思いますが、壮絶です。熱いですが、まず息が出来ません。痛いのと、呼吸できないのと、自分が消えていく恐怖感、考えただけでも勘弁してくださいと言った感じです。

その手法を選択した犯人はかなりいかれてます。

その京アニの技術力とか小説がどうのというやり取りはどうでもいいんですが、なぜその犯人の侵入を許したのか、なぜ34人の死者、34人の重症者を出したのか?

逃げ遅れたのか、何かを守ろうとしたのか?


いつも思いますのと前にも書いたような気もしますが、報道されたニュースもただ見てかわいそう…とか京アニは素晴らしくて…とか犯人の生い立ちとか、それで終わりでは意味がありません。

人が死んでるので、それを出さないように自分や自分以外がどうやれば助かるのか、その場所にいればどうやって命を拾うか、などを少しでも考えないと、悼むだけでは学びになりません。特に武術やってるならば、尚更です。

人叩くだけが武術じゃないと私は思っておりまして、危機に対応する能力でもあるわけです。


出口の掌握、火災時の消火栓や消化器の取り扱いや場所の掌握、高所からの離脱要領や、声での連携、情報伝達・共有。


これらはそんなにめんどくさい事じゃないし、知る知らないで相当違うと思います。

そうゆう仕事じゃないからと、目を向けずにいると、いざって時に動けません。

犯人の思惑通りです。完全にイニシアチブを犯人にとられてます。


物が無くなるより、命があればまだ活動できます。その身体に本当の技術はあるのではないでしょうか?

魂だけでは、物理世界では行動できません。やはり身体という肉袋が必要になるわけです。

じゃあやはり命を守る行動は必要なわけです。


どんなタイプの人でも、その状況に入れば一瞬でサバイバーになるわけですから、元が体力不足とか、元が文化部だからとか、私は女の子だからとか関係ありません。生き死ににそんなくだらんものは関係なく、死なないために生き抜くなら人間誰しもが持ってる力です。

皆様に死んでほしくない…だからこんな事を言ってます!

っていうのは冗談ですが、やはり普段の日常からの意識など、そういった小さい発見や違和感などの感覚、記憶、想像、視界みたいなものは大事だと思います。


強要するわけではないので、大事だなーと思った人はやりゃいいし、そんなの必要ないと思ったんなら一生しなくていいと思います。

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